MACD

バイナリーオプションのMACDダイバージェンス|逆行は判定時刻を示さない

MACDのダイバージェンスは、各社の公式解説でも「トレンドが弱まっているサイン」までです。いつ転換するかは書かれていません。国内6社の回号は2時間か3時間で、締切は判定の2分前。逆行を見つけてから判定までに足が何本残るかを、公表値と算術だけで数えます。

ダイバージェンスの説明は、どの会社のページを読んでも同じところで止まります。外為どっとコムは「価格が上昇しているのにMACDが下降しているなど、相場のトレンドとMACDのトレンドが逆行することをダイバージェンスといいます」と書き、みんなのFXは「トレンド発生時にダイバージェンスが出現した場合は、トレンドが弱まっているサインとなります」と書いています(いずれも2026年10月16日確認)。どちらも「いつ」を書いていません。

バイナリーオプションでは、この「いつ」が先に決まっています。回号ごとに判定時刻があり、注文はその2分前に止まります。つまり期限のない観察を、期限のある商品に当てるという構図になります。逆行の読み方が正しかったとしても、転換が判定時刻の後に来れば結果は外れです。

誤解を避けるために補足すると、ダイバージェンスは怪しい用語ではありません。複数の証券会社が自社のページで定義し、どの指標で見るかまで書いています。問題は定義の側ではなく、その定義が答えていない部分を、読み手が勝手に埋めてしまうことです。

この記事では、各社の定義のどこがそろっていてどこから割れるのか、逆行を見つけてから判定までに足が何本残るのか、そして向きが当たっても外れる条件を、公表されている記載と算術だけで確認します。「ダイバージェンスの勝率」は扱いません。参照した資料のどこにも書かれていないためです。MACDそのものの計算と判定時刻の関係はバイナリーオプションのMACDにまとめています。

「逆行」の定義はそろっている。そろっていないのは時期

まず、言葉の中身を確認します。松井証券のマネーサテライトは、ダイバージェンスを「『逆行現象』を意味する言葉です。オシレーター系のテクニカル指標が、実際の相場とは逆方向に向かって動いている状態を指します」と定義し、見る指標としてMACD、RSI、ストキャスティクス、RCIを挙げています(2026年10月16日確認、ページの更新日は2025年5月9日)。

参照したページ定義の書き方サインとしての説明注意点の記載
外為どっとコム「MACDとは?」相場のトレンドとMACDのトレンドが逆行すること「価格は上昇、MACDは下降」は売りのサイン、「価格は下降、MACDは上昇」は買いのサイントレンド相場では効果を発揮する反面、トレンドのないレンジ相場ではダマシが多くなりやすい
みんなのFX(トレイダーズ証券)「MACDとは?」価格とテクニカル指標が逆行している状態トレンド発生時に出現した場合は、トレンドが弱まっているサイン横ばいのレンジ相場には弱く、ダマシも多く発生するリスクがある
松井証券 マネーサテライト「FXにおけるダイバージェンスとは?」オシレーター系の指標が、実際の相場とは逆方向へ動いている状態(=逆行現象)強気のダイバージェンス(下降トレンドで発生)と弱気のダイバージェンス(上昇トレンドで発生)に分けて説明トレンドが弱まる=必ずトレンドが転換するわけではない/ダイバージェンスだけに頼ると、ダマシにあう可能性が高まる
IG証券「MACDの見方や使い方を解説」参照したページでは「ダイバージェンス」の語を確認できませんでしたクロスオーバーについて、シグナル発生時に価格が反転ポイントへ達している場合を「偽シグナル」と説明ヒストグラムの反トレンドの動きを2回待つことで、一回限りの動きである可能性を軽減できると記載
表1:定義は3社でほぼ一致し、「必ず転換するわけではない」と明記しているのは1社出典 外為どっとコム「MACDとは?」、みんなのFX「MACDとは?」、松井証券 マネーサテライト「FXにおけるダイバージェンスとは?」、IG証券「MACDの見方や使い方を解説」(いずれも2026年10月16日確認)。いずれもバイナリーオプションの取引画面を説明したページではありません

4つのページを並べると、定義そのものは争っていません。価格と指標が反対を向いている状態、という点はどこも同じです。割れているのは「それで何をするか」のほうで、外為どっとコムは売買のサインとして向きまで書き、松井証券は弱まることと転換することを分けて書いています。

バイナリーオプションに当てはめるとき、効いてくるのは松井証券の但し書きです。「トレンドが弱まる=必ずトレンドが転換する」というわけではない、と書かれています。トレンドが弱まったまま判定時刻を過ぎることは、この記載の範囲で普通に起こります。トレンドの読み方そのものはトレンド分析の基本で扱っています。

もう1つ、表の最後の行に注記したとおり、ここで挙げた4ページはどれもバイナリーオプションの取引画面についての解説ではありません。FXの解説ページです。判定時刻という区切りを前提にした説明ではないので、そのまま持ち込めない部分が残ります。

弱気・強気・ヒドゥンは、同じ逆行から別の結論を出す

逆行には名前が付いています。松井証券は、下降トレンドで発生し、チャートが安値を更新しながらオシレーターの安値が切り上がるものを強気のダイバージェンス、上昇トレンドで発生し、チャートが高値を更新しながらオシレーターの高値が切り下がるものを弱気のダイバージェンスと説明しています(2026年10月16日確認)。

左側は上昇トレンドで価格の山②が山①より高いのにMACDの山②が山①より低くなる弱気のダイバージェンス、右側は下降トレンドで価格の谷②が谷①より低いのにMACDの谷②が谷①より高くなる強気のダイバージェンスを、価格とMACDの2段に分けて示した模式図
図1:価格とMACDのどちらを見るかで、同じ場面が「更新」と「切り下がり」に分かれる形は模式図で、実際のレートやMACDの値は入っていません。名称と意味は松井証券 マネーサテライト「FXにおけるダイバージェンスとは?」、サインの向きは外為どっとコム「MACDとは?」の記載(いずれも2026年10月16日確認)

ここで見落としやすいのは、比べているものが2組あることです。価格側の山(または谷)が2つ、MACD側の山が2つ。合計4点の位置関係を見て、初めて「逆行している」と言えます。1本の足を見て分かるものではありません。

そして同じページには、もう1つの名前が出てきます。リバーサル(ヒドゥンダイバージェンス)で、松井証券はこれを「トレンド継続を示唆するサイン」と説明しています。つまり、価格と指標が逆を向いているという観察から、転換を読む形と継続を読む形の両方が、同じ言葉のまわりに用意されています。

参照したページの範囲では、リバーサルがどの条件で成立するのか(価格と指標のどちらが高値・安値を更新するのか)まで確認できませんでした。確認できた範囲で言えるのは、「逆行が出た」という事実だけでは、転換と継続のどちらを読むべきかが決まらないということです。後から振り返れば、どちらの名前でも説明が付きます。説明が付くことと、注文の前に判断できることは別です。

逆行を見つけてから、判定までに足が何本残るか

ここから、バイナリーオプション側の条件を重ねます。MACDが動くのは足が1本確定したときだけです。楽天証券のオンラインヘルプにある指数平滑移動平均の式は A=B+a(C-B)で、Cは当日の終値です(2026年10月16日確認)。入力が終値なので、足が確定しないかぎり値は更新されません。

一方、回号の長さは2時間か3時間です。だとすれば、1つの回号の中に足が何本入るかは割り算で出ます。

足種ごとに3時間の回号へ入る本数、2時間の回号へ入る本数、判定1時間前から残る更新回数を並べた数値表。1分足は180本・120本・60回、5分足は36本・24本・12回、15分足は12本・8本・4回、30分足は6本・4本・2回、1時間足は3本・2本・1回で、4時間足は回号の中で1本も確定しない
図2:1時間足なら2時間の回号に2本しか入らず、判定1時間前からの更新は1回だけ本数は「回号の分数 ÷ 足1本の分数」で求めた計算値です。回号の長さはGMOクリック証券「外為オプション 取引ルール」ほか国内5社の取引ルール・取引概要、更新の条件は楽天証券「マーケットスピード オンラインヘルプ MACD」の計算式(いずれも2026年10月16日確認)

図2の右端の列が、判断に直接関わります。判定の1時間前にチャートを開いた場合、MACDが更新される回数は、1分足なら60回ですが、1時間足では1回です。山を2つ比べる必要があるのに、更新が1回では新しい山ができません。4時間足は1本が240分なので、2時間や3時間の回号の中では1本も確定しません。

逆の端にも問題があります。1分足なら更新は60回ありますが、更新が増えるぶん、山と山の間隔も短くなります。外為どっとコムとみんなのFXが書いている「レンジ相場ではダマシが多い」という注意は、短い足種ではより頻繁に当てはまる可能性があります。ここは各社が頻度を数えた資料を公表していないため、どの足種が有利かは確認できませんでした。足種の選び方そのものはチャートの時間軸で扱っています。

会社(サービス名)1回号の長さと回号数注文の締切権利行使価格の本数と決め方
GMOクリック証券(外為オプション)1回号3時間・10回号(2時間おきに次回号が開始)満期時刻の2分前以降は新規・決済ともに注文受付を停止基準価格は「各回号の注文受付が開始される1分前の為替レート」を四捨五入して決定(本数は参照したページで確認できませんでした)
楽天証券(らくオプ)1回号2時間・10回号(標準時間の第1回は9:20〜11:18、判定11:20)判定時刻の2分前(第1回は11:18まで)取引開始1分前の原資産価格を基準に、上下均等に7本
みんなのオプション(トレイダーズ証券)1日10回号(第1回は売買開始7:10・売買終了10:08・判定10:10)売買終了は判定時刻の2分前計8本(原資産価格の変動幅の2標準偏差を基準に、均等な値幅で配置)
GMO外貨(オプトレ!)取引期間2時間(取引可能1時間59分+判定期間60秒)・通貨ペアごとに合計11回判定までの60秒間は購入・売却ができないラダーは6本(購入受付開始1分前の原資産価格とヒストリカルボラティリティで均一の幅に設定)
外為どっとコム(外貨ネクストバイナリー)取引期間2時間(取引可能1時間58分+判定期間2分)・合計10回(第1回は8:20〜10:18、判定10:20)判定の2分前(第1回は10:18まで)7本(各回号の取引可能時間の開始1分前に提示)
IG証券(バイナリーオプション)ラダー(当日)は2:00・10:00・14:00・18:00・22:00開始の5本、ほかにラダー(2時間)取引終了の2分前に注文受付終了取引開始直前の原資産価格を基準に、上下に一定の価格幅をもって複数設定(本数は参照したページで確認できませんでした)
表2:締切はどの会社も判定の2分前(GMO外貨は60秒前)で、権利行使価格の本数は6本・7本・8本に分かれる出典 6社の取引ルール・取引概要(いずれも2026年10月16日確認)。時刻は米国サマータイム期間に繰り上がる会社があります。「確認できませんでした」は、参照したページの範囲で記載を見つけられなかったという意味です

表2のとおり、締切は会社をまたいでほぼ同じです。判定の2分前(GMO外貨は60秒前)で受付が止まります。最後の足が確定するのを待つという考え方は、この2分と競合します。回号の数え方と長さの違いは回号とは、締切そのものは購入の締切にまとめています。

向きが当たっても、権利行使価格を越えなければ外れ

仮に逆行の読みが当たり、判定時刻より前に向きが変わったとします。それでも結果は決まりません。判定は、判定価格が権利行使価格より上か下かだけを見ます。

MACDに逆行が出ている状態から、向きが実際に変わったか、変わったのは判定時刻より前か、判定価格が選んだ権利行使価格を越えたかという3つの条件を順に通り、すべて「はい」のときだけペイアウトになり、いずれかが「いいえ」になると購入価格がそのまま損失になることを示した判断フロー
図3:逆行の読みが当たっていても、通らなければならない条件が3つ残っている判定価格の定義と締切はGMOクリック証券「外為オプション 取引ルール」、権利行使価格の本数は楽天証券・外為どっとコム・みんなのオプション・GMO外貨の各取引概要、転換の但し書きは松井証券 マネーサテライト(いずれも2026年10月16日確認)。条件の並びを示した図で、勝ちやすさを示すものではありません

この3段目が、FX向けの解説から持ち込めない部分です。GMOクリック証券の判定レートは「満期時間前に最後に更新された原資産価格(FXネオレート)の中間値(MIDレート)」で、基準になる権利行使価格は回号の受付開始1分前のレートから決まります(2026年10月16日確認)。回号が始まる前のレートに目盛りが打たれ、判定時刻の1点だけが見られます。途中でどこまで戻したかは、結果に残りません。

目盛りの間隔も会社ごとに違います。表2のとおり、楽天証券と外為どっとコムは7本、みんなのオプションは計8本、GMO外貨のラダーは6本です。本数が少なければ1本あたりの値幅は広くなり、同じ「反転」でも越えるべき距離が変わります。どの本を選ぶかは読者が決める部分で、逆行の強さからは決まりません。権利行使価格の仕組みは権利行使価格とは、判定価格の決まり方は判定価格とはで扱っています。

注文画面を見ると、入力できる項目の少なさがはっきりします。外為どっとコムのスマホブラウザ版の操作案内は、購入を「目標レートを選択」「購入数量を選択」「上がるか下がるか(ハイ/ロー)を決定したら購入ボタンをタップ」の3ステップとして説明しています(2026年10月16日確認)。逆行の強さや、どのくらい動くと思うかを入れる欄はありません。

外為どっとコム「外貨ネクストバイナリー」のスマホブラウザ版の操作方法を案内する公式ページの画面
購入を「目標レートを選択」「購入数量を選択」「ハイ/ローを決定」の3ステップと説明している外為どっとコムの公式ページの引用キャプチャ(ロゴ・商標の権利は運営会社に帰属)。出典 外為どっとコム「外貨ネクストバイナリー スマホブラウザ版の操作方法」/キャプチャ取得日 2026年8月21日、3ステップの記載の確認日 2026年10月16日

レンジ相場でダマシが増えることは、各社が自分で書いている

都合の悪い側も、出どころは同じページです。外為どっとコムは「トレンド相場では効果を発揮する反面、トレンドのないレンジ相場ではダマシが多くなりやすい」と書き、みんなのFXは「横ばいのレンジ相場には弱く、ダマシも多く発生するリスクがあります」と書いています。松井証券は「ダイバージェンスだけに頼って取引をすると、ダマシにあう可能性が高まります」としています(いずれも2026年10月16日確認)。

対処として各社が挙げているのは、待つことと重ねることです。IG証券は「ヒストグラムの反トレンドの動きを2回待つことで、そのような動きが反転ではなく一回限りのものになる可能性を軽減することができます」と書いています。ここで図2の本数が戻ってきます。2回待つには足が2本以上必要で、1時間足で判定1時間前なら、待っている間に回号が終わります。

重ねる相手にも制約があります。みんなのFXはRSIや移動平均線との組み合わせを挙げていますが、移動平均線はMACDの材料そのものです。MACDは短期と長期の指数平滑移動平均の差なので、そこへ移動平均線を足しても、確認している材料は増えません。画面の線は増えて、根拠は増えないという状態になります。

金融庁は、SNSなどで勧誘され「バイナリーオプション取引の分析ツールが入ったUSBなど高額な情報商材を購入」する相談が増えていると注意喚起し、「絶対勝てる」「確実に儲かる」「すぐ簡単に稼げる」といった勧誘をうのみにしないよう呼びかけています(2026年10月16日確認)。ダイバージェンスは、こうした商材の説明に出てくることがある表示です。ただし定義と注意点は、上で見たとおり複数の証券会社が無料で公開しています。

自分で確かめるなら、回号を単位にして記録する

ここまでの内容は、どれも「公表されている条件」です。逆行が自分の取引でどう働いたかは、記録を取らなければ分かりません。そのとき、記録の単位を回号にしておくと後から数えられます。

残しておく項目は、回号(第何回・判定時刻)、足種、MACDの設定値、1つ目と2つ目の山(または谷)の時刻、逆行と判断した時刻、そこから判定までに残っていた足の本数、選んだ権利行使価格、購入価格、結果の9つです。このうち「残っていた足の本数」が、後から見返したときに効きます。足りない状態で判断していたかどうかが、そこだけで分かります。

注意したいのは、回数が少ない段階で勝率を出さないことです。数十回の結果は、同じ条件を繰り返しても大きく振れます。損益が釣り合う勝率そのものは購入価格から計算できるので(損益分岐勝率)、記録と突き合わせるならそちらを基準にします。振り返りの記録の付け方はチャートの振り返りで扱っています。

よくある質問

ダイバージェンスが出たら逆張りしていいですか

そう判断できる根拠を、参照した公表資料の中に見つけられませんでした。外為どっとコムは売買のサインとして向きを示していますが、同じページでレンジ相場のダマシについても書いています。松井証券は「必ずトレンドが転換するわけではない」と明記しています。バイナリーオプションではさらに、転換が判定時刻より前に起き、権利行使価格を越える必要があります。

何分足で見ればいいですか

どの足種が有利かを示した公表データは、参照した範囲では見つかりませんでした。計算で確認できるのは本数だけです。1回号が2時間なら1時間足は2本、3時間でも3本しか入りません。山を2つ置き、その間に足を挟むという形は作れません。逆に1分足では更新が増えますが、ダマシの頻度を各社が数えた資料は見つかりませんでした。

ヒドゥンダイバージェンスとの見分け方はありますか

松井証券はリバーサル(ヒドゥンダイバージェンス)を「トレンド継続を示唆するサイン」と説明していますが、成立条件まで参照したページでは確認できませんでした。確認できるのは、転換を読む形と継続を読む形の両方が同じ言葉のまわりにあるという事実です。注文の前にどちらかへ決める基準は、公表資料からは示せません。

RSIのダイバージェンスのほうが正確ですか

どちらが正確かを比べた公表データは見つかりませんでした。松井証券はMACD、RSI、ストキャスティクス、RCIを、同じようにダイバージェンスを見る指標として挙げています。違うのは計算の中身で、MACDは2本の指数平滑移動平均の差です(楽天証券・外為どっとコムほかの記載)。RSIの計算式はRSIの基本で扱っています。式が違っても同じ場面で同じ向きを示すことはあるため、2つ並べて根拠が2倍になるとはかぎりません。

バイナリーオプションの画面でMACDを表示できますか

会社によります。GMOクリック証券の「iClick外為OP」の案内ページは「移動平均線やボリンジャーバンドなどの基本的な指標をはじめ、MACD、RCI、スーパーボリンジャーやスパンモデルなど」に対応し、足種は全12種類と記載しています。一方、みんなのオプションの取引ツールのページと外為どっとコムのスマホブラウザ版の操作案内では、テクニカル指標や足種の記載を確認できませんでした(いずれも2026年10月16日確認)。各社の公表条件は国内登録業者の比較で並べています。

逆行を見つけたときに、先に数える3つ

ダイバージェンスは、価格と指標が反対を向いている状態を指す言葉です。各社の定義はそろっていて、売買のサインとしての向きも書かれています。そこまでは公表資料で確認できます。

書かれていないのは、いつ転換するか、どれだけ動くか、そしてレンジ相場でどのくらいの頻度でダマシになるかです。バイナリーオプションの判定は、このうち前の2つを必要とします。

だとすれば、逆行の形を探す前に数えておくものが3つあります。自分の口座の判定時刻までの残り時間、見ている足種で残る更新回数、選べる権利行使価格の本数。どれもチャートではなく、取引ルールのページと時計で確認できます。残り更新回数が1回なら、その回号で逆行を確認する余地はありません。

そのうえで表示するなら、MACDは「何を入力に、いつ更新される線か」を説明できる状態で使うことになります。1回あたりの損失は購入価格までですが、回数を重ねれば資金は減ります。金融庁も、短時間で結果が判明するために「安易に何度も取引を行ってしまうおそれ」があると書いています(投資リスクについて)。

この記事の出典

金額・時刻・取引ルールは、下の一次情報で確認できた表記だけを載せています。 確認日以降に変更されている場合があるため、取引の前に各社の公式ページで確かめてください。