判定時刻・取引時間

バイナリーオプションの回号とは?取引開始から判定までの区切りを解説

回号は1回の判定に向けた時間の単位です。会社ごとの構成、回号が重なって進む理由、回号が変わると選択肢が作り直されることを公表資料で確認します。

回号は、1回の判定に向けた取引の単位です。「第1回号」「第2回号」のように番号が振られ、それぞれに開始時刻・購入締切・判定時刻が決まっています。

重要なのは、回号が変わると選択肢が作り直されることです。目標レート(権利行使価格)は回号ごとに設定し直されるため、前の回号の並びは引き継がれません。

この記事では、会社ごとの構成、回号が重なる理由、回号ごとに変わるものを確認します。

会社ごとの回号の構成

  • みんなのオプション:1日10回号。第1回は売買開始7:10/売買終了10:08/判定10:10
  • GMO外貨(オプトレ!):通貨ペアごとに合計11回。1回号は2時間(取引可能1時間59分+判定60秒)
  • GMOクリック証券:第1回号〜第10回号。1回号は3時間で、2時間おきに次の回号がスタート
  • 楽天証券(らくオプ):計10回号。1回号の時間は2時間
みんなのオプションは10回号、GMO外貨は11回、GMOクリック証券は10回号で1回号3時間、楽天証券は10回号で2時間であることを示した表
図1:4社の回号の構成各社公式ページ(2026年8月18日確認)

回号の数はほぼ同じ(10〜11回)ですが、1回号の長さが違います。

回号が重なって進む場合がある

GMOクリック証券は、1回号が3時間である一方、2時間おきに次の回号が始まります。同社は「回号は以下の図のように連続、重複して開催されます」と記載しています。

第1回号8時から11時と第2回号10時から13時が重なり、10時から11時は2つの回号が同時に動くことを示した時間軸
図2:回号が重なる時間帯(GMOクリック証券の例)GMOクリック証券「外為オプション 取引ルール」(2026年8月18日確認)

その結果、たとえば10:00〜11:00の時間帯には、第1回号(8:00〜11:00)と第2回号(10:00〜13:00)の両方が動いています。「いま買える回号」が2つあるのはこのためです。

同じ時刻でも、回号によって条件が違います

重なっている2つの回号では、権利行使価格の基準も判定時刻も違います。残り時間が短い回号と長い回号では、同じ目標レートでも購入価格が変わります。どの回号の注文なのかを、必ず画面で確認してください。

回号ごとに作り直されるもの

回号が切り替わると、次のものが新しくなります。

  • 権利行使価格(目標レート)の並び:各社とも「開始1分前の原資産価格」を基準に設定し直します
  • 購入価格:新しい基準に対する届きやすさで決まります
  • 判定時刻:その回号の終わりに設定されます

逆に、変わらないのは取引ルール(判定条件、注文方法、ペイアウト額)です。変わるのは価格と時刻だけ、と整理しておくと混乱しません。

回号は変更・中止されることがある

固定ではありません。GMOクリック証券は、経済指標等の公表時刻を勘案して特定の営業日の回号を調整することや、クリスマス・年末年始などで開催回数を調整することがあるとしています。楽天証券も同様の記載です。

GMO外貨は「為替レートの急変、市場の流動性が乏しい等の状況によっては、各開催回の開始時刻、開催時間、判定時間、オプションの購入が不可能となる時間を変更する場合や、開催自体を中止する場合があります」と記載しています。

回号を確認するときの3点

  1. その回号の判定時刻(購入締切はその1〜2分前)
  2. 重なっている回号があるか(GMOクリック証券は重複して開催)
  3. 残り時間(同じ目標レートでも、残り時間で価格は変わります)
判定時刻、重なっている回号があるか、残り時間という3つの確認項目
図3:回号を選ぶ前の3点バイナリーオプションプロ作成

まとめ:回号は「1回の判定」に向けた区切り

  • 回号数は10〜11回。1回号の長さは2時間または3時間と会社ごとに違う
  • 回号が変わると権利行使価格の並びが作り直される
  • GMOクリック証券は回号が重なって進む(同時に複数の回号が動く)

1回にかかる時間は1回何分かの解説、価格の作られ方は権利行使価格の解説で扱っています。

この記事の出典

金額・時刻・取引ルールは、下の一次情報で確認できた表記だけを載せています。 確認日以降に変更されている場合があるため、取引の前に各社の公式ページで確かめてください。