判定時刻は、結果が確定する時刻です。この瞬間の為替レートが判定価格になり、権利行使価格(または権利行使価格帯)と比べられます。
混同されやすいのが購入締切です。購入締切は判定時刻の手前にあり、その間は購入も売却もできません。「判定時刻まで買える」わけではない、という点が実務上いちばん重要です。
この記事では、両者の違い、各社の間隔、そして判定時刻に何が起きるかを確認します。
判定時刻と購入締切は別の時刻
各社の公表値では、締切と判定の間に1〜2分の空白があります。
- みんなのオプション:第1回は売買開始7:10/売買終了10:08/判定時間10:10(2分)
- 楽天証券:第1回は取引可能時間9:20〜11:18/判定時刻11:20(2分)
- GMOクリック証券:満期2分前に注文受付を停止(2分)
- GMO外貨:取引可能期間1時間59分+判定期間60秒(60秒)
この空白の間は、購入も売却もできません。GMO外貨は「購入受付終了から権利判定までの60秒間は購入・売却はできません」と明記しています。
締切から判定までの1〜2分に相場が動いても、買い増しも手仕舞いもできません。その時間の値動きは、購入する時点で織り込んでおく必要があります。
判定時刻に起きること
判定時刻になると、次の順で処理されます。
- その時刻の原資産価格が判定価格として確定する
- 判定価格と権利行使価格(または価格帯)を比較する
- 条件を満たしていれば自動的に権利行使され、満たしていなければ権利が消滅する
- ペイアウトが口座へ順次反映される
操作は必要ありません。GMO外貨は「自動権利行使(判定時間になり、権利行使価格に到達していれば自動的に権利行使され、到達していなければ自動的に権利は消滅します)」、楽天証券は「判定時刻までに購入したオプションを売却しなかった場合に、判定時刻において自動的に権利行使が行われます」と記載しています。
判定時刻は回号ごとに決まっている
判定時刻は自分で指定するものではなく、回号ごとにあらかじめ決まっています。
- みんなのオプション:10:10、12:10、14:10……と2時間おきに10回
- 楽天証券:11:20、13:20、15:20……と2時間おきに10回(サマータイムは1時間繰り上がり)
- GMO外貨:9:25、11:25、13:25……と2時間おきに11回
- GMOクリック証券:第1回号8:00〜11:00、第2回号10:00〜13:00……と2時間おきに開始し、1回号は3時間
GMOクリック証券だけ1回号が3時間で、回号が重なって進みます。同じ時刻に複数の回号が動いているのはこのためです。
判定価格が得られない場合
判定時刻ちょうどにレートが無いこともあります。GMO外貨は「判定時刻ちょうどに価格情報が得られない場合→判定直前の価格を判定レートとします」とし、直前の価格は1分程度前まで遡って参照、1分以上レートが提示されていない場合は回号中止等の判断を行う場合があると記載しています。
まとめ:判定時刻の手前に締切がある
- 判定時刻は結果が確定する時刻。購入締切はその1〜2分前
- 締切から判定までは購入も売却もできない
- 判定は自動。操作は不要で、ペイアウトは判定後に反映される
この記事の出典
金額・時刻・取引ルールは、下の一次情報で確認できた表記だけを載せています。 確認日以降に変更されている場合があるため、取引の前に各社の公式ページで確かめてください。
- みんなのFX「みんなのオプションのサービス概要」 取扱業者の公式ページ / 確認日 2026年8月18日
- 楽天証券「バイナリーオプション サービス概要」 取扱業者の公式ページ / 確認日 2026年8月18日
- GMO外貨「オプトレ!とは」 取扱業者の公式ページ / 確認日 2026年8月18日
- GMOクリック証券「外為オプション 取引ルール」 取扱業者の公式ページ / 確認日 2026年8月18日