判定時刻・取引時間

バイナリーオプションは1日に何回取引できる?回号の仕組みを解説

回号は1日10回から11回で、通貨ペアの数だけ選択肢が増えます。1日に取引できる回数の考え方と、口数の上限、回数が増えやすい構造への注意を整理します。

1日の回号数は、公表値では10回から11回です。

  • みんなのオプション:1日10回号
  • GMOクリック証券:第1回号〜第10回号
  • 楽天証券(らくオプ):計10回号
  • GMO外貨(オプトレ!):通貨ペアごとに合計11回

ただし、これは「1日に10〜11回しか取引できない」という意味ではありません。回号 × 通貨ペア × 口数の組み合わせだけ、取引の機会があります。

この記事では、回数の数え方、上限、そして回数が増えやすい構造への注意を確認します。

回数の数え方

1つの回号の中で、複数の目標レート(または価格帯)を買うことができます。さらに通貨ペアも分かれています。

  • GMO外貨:8通貨ペア × 11回号
  • GMOクリック証券・楽天証券・みんなのオプション:5通貨ペア × 10回号
GMO外貨は8通貨ペアで11回号、他の3社は5通貨ペアで10回号であることを示した表
図1:1日の回号数と通貨ペアの数各社公式ページ(2026年8月18日確認)

単純に掛け合わせれば、GMO外貨なら1日88回号分の機会があることになります。「1日10回まで」ではなく、実質的な上限は口数と資金のほうにあります。

口数の上限

回数そのものより先に効くのが、口数の上限です。GMO外貨は、1通貨ペア・1回号あたりラダーオプション200口、レンジオプション100口、合計最大300口までと公表しています。さらに投資可能金額の設定によって上限が変わり、1万円以上10万円未満なら合計20口、10万円以上50万円未満なら合計50口です。

投資可能金額1万円以上10万円未満で合計20口、10万円以上50万円未満で50口などの上限を示した表
図2:投資可能金額ごとの口数の上限(GMO外貨)GMO外貨「オプトレ!のお取引ルール」(2026年8月18日確認)

同社は「買付した300口を売却したとしても、同一通貨ペア・同回号で再度300口を買付することはできません」とも記載しています。売って買い直しても枠は戻りません。

回号は重なって進むことがあります

GMOクリック証券は1回号が3時間で、2時間おきに次の回号が始まります。そのため、同じ時刻に複数の回号が動いています。「いま買える回号」が2つ以上あるのはこのためです。

回数が増えやすい構造

短時間で結果が出ることは、この商品の性質です。みんなのオプションは「チケットを購入してから最短で2分、最長でも180分後には結果がわかります」と案内しています。

金融庁は、この点をリスクとして挙げています。「比較的少額で購入でき、取引における損失額はオプション料に限定されることから、一見、リスクの低い取引であると誤解を招きやすいうえ、安いオプション料に惹かれペイアウトを受け取る可能性が低い取引を選好し、短時間で損益結果が判明するために、安易に何度も取引を行ってしまうおそれがあります。そして、短期間に繰り返し取引した結果、多額の損失を被るおそれがあります」

回数の上限は制度ではなく、自分で決めるものという前提で考えてください。

自分で決める2つの上限

  1. 1日の取引回数(回号の数ではなく、自分が出す注文の数)
  2. 1日に使う金額の上限(購入金額の合計。ペイアウトは判定後に入るため、回転させる前提にしない)
1日の取引回数と1日に使う金額の上限を自分で決めるという2つの項目
図3:自分で決める2つの上限金融庁の注意喚起(2026年8月18日確認)をもとに作成

決めた上限に達したらその日は終わりにする、という運用にすると、負けた直後に取り返そうとする取引を止められます。

まとめ:回号は10〜11回、実質の上限は資金と口数

  • 1日の回号数は10回(3社)または11回(GMO外貨)
  • 実際の機会は回号 × 通貨ペアの組み合わせ。GMO外貨なら8通貨ペア
  • 口数には上限があり、売って買い直しても枠は戻らない(GMO外貨)

回号の時間割は取引時間の解説、資金の決め方はどんな投資かの解説で扱っています。

この記事の出典

金額・時刻・取引ルールは、下の一次情報で確認できた表記だけを載せています。 確認日以降に変更されている場合があるため、取引の前に各社の公式ページで確かめてください。