ペイアウトは、予測が当たったときに受け取る、あらかじめ決まった金額です。金融庁も「予測が当たると、一定の金額の払戻し(ペイアウト)を受け取り、払戻額とオプション料の差額が利益となります」と説明しています。
大事なのは、受け取る額が固定であることです。相場がどれだけ大きく動いても、受け取る金額は増えません。増えないからこそ、支払う側(購入価格)が毎回変わります。
この記事では、公表されている金額、受け取るまでの流れ、受け取れない場合の扱いを確認します。
公表されている金額
取扱各社の公表値は、単位の呼び方が違うだけで金額は共通です。
- みんなのオプション:ペイアウト額は1Lotあたり1,000円
- GMOクリック証券:ペイアウトは1,000円(1枚あたり固定)
- GMO外貨(オプトレ!):ペイアウト金額は1口あたり1,000円
単位はLot・枚・口と表記が分かれますが、いずれも「1つ買ったら1,000円」という形です。複数買えば、その分だけ受け取る額も増えます(3口なら3,000円)。
受け取るまでの流れ
金額が動くのは、購入時と判定後の2回だけです。
- 購入時:購入価格が口座から引かれます(みんなのオプションは「即座にオプション口座残高から差引かれます」、GMO外貨は「オプション購入時には口座から速やかに購入合計金額がオプトレ!口座より差し引かれます」と記載)
- 保有中:口座の金額は動きません
- 判定時:条件を満たしていれば自動的に権利行使されます
- 判定後:ペイアウトが口座に反映されます(みんなのオプションは「判定時間後、順次差入れられます」、GMO外貨は「当社システム判定後、順次、ペイアウト代金が反映されます」と記載)
受け取りの手続きは不要です。判定は自動で行われ、条件を満たしていれば金額が反映されます。
判定を待たずに売却した場合、口座に入るのは売却価格です。ペイアウトの1,000円ではありません。損益は「売却価格 − 購入価格」で決まります。
受け取れない場合
条件を満たさなければ、ペイアウトはありません。GMO外貨は「反対に権利行使条件を満たしていないと当社が判定した場合には、お客さまは支払ったオプション購入金額の全額を失うことになります」と記載しています。
このとき、判定時に新たな支払いが発生するわけではありません。購入時に払った金額が戻らないという形で損失が確定します。追加の請求はありません。
「ペイアウト=利益」ではない
受け取る1,000円がそのまま利益になるわけではありません。利益は「ペイアウト − 購入価格」です。600円で買っていれば利益は400円、900円で買っていれば100円です。
この関係から、収支がゼロになる勝率も決まります。購入価格600円なら「600 ÷ 1,000 = 60%」です。受け取る額が固定である以上、購入価格が高いほど必要な勝率は上がります。
まとめ:固定額を、判定後に受け取る
- ペイアウトは1Lot・1枚・1口あたり1,000円(各社の公表値)
- 判定は自動で、条件を満たしていれば判定後に口座へ反映される
- 外れた場合は購入金額が戻らない形で損失が確定する。追加の請求はない
言葉としての意味はペイアウトとは何か、購入価格との関係はペイアウトと購入価格の違いで扱っています。
この記事の出典
金額・時刻・取引ルールは、下の一次情報で確認できた表記だけを載せています。 確認日以降に変更されている場合があるため、取引の前に各社の公式ページで確かめてください。
- みんなのFX「みんなのオプションのサービス概要」 取扱業者の公式ページ / 確認日 2026年8月18日
- GMO外貨「オプトレ!のお取引ルール」 取扱業者の公式ページ / 確認日 2026年8月18日
- GMOクリック証券「外為オプション 取引ルール」 取扱業者の公式ページ / 確認日 2026年8月18日
- 金融庁「バイナリーオプション取引にあたってご注意ください!」 公的機関 / 確認日 2026年8月18日