国内のバイナリーオプションでは、ペイアウトは1つあたり1,000円で統一されています。単位の呼び方だけが会社によって違います。
- みんなのオプション:1Lotあたり1,000円
- GMOクリック証券:1,000円(1枚あたり固定)
- GMO外貨(オプトレ!):1口あたり1,000円
1,000円という数字は覚えやすい反面、「当たれば1,000円もらえる」と読むと誤ります。実際に手元へ残るのは、そこから購入価格を引いた額です。
この記事では、単位の考え方、複数買った場合の金額、購入価格ごとの利益額を確認します。
単位は「1つ買ったら1,000円」
Lot・枚・口はどれも取引の最小単位を指す言葉です。取引単位は、みんなのオプションが1Lot、GMOクリック証券が1枚、GMO外貨が1口(刻み値10円)と公表されています。
複数買えば、受け取る額もその倍数になります。
- 1口購入して当たった場合:ペイアウト1,000円
- 5口購入して当たった場合:ペイアウト5,000円
- 10口購入して当たった場合:ペイアウト10,000円
同時に、支払う額も倍数になります。口数を増やすことは、利益も損失も同じ倍率で増やすことです。
購入価格ごとの利益額
1口あたりの利益は「1,000円 − 購入価格」です。公表されている購入価格の範囲(みんなのオプション:1Lotあたり50円〜990円、GMO外貨:1口あたり40円〜990円)で考えると、次のようになります。
損益分岐となる勝率は「購入価格 ÷ 1,000円」で計算できます。この表は仕組みから導かれる計算であり、実際に当たる確率を示すものではありません。
みんなのオプションは「購入価格が1,000円の場合、購入することはできません」と明記しています。ペイアウトと同額では、当たっても利益がゼロになるためです。
公表された取引例で確認する
GMOクリック証券は、権利行使価格1ドル96円90銭の「円高」ラダーオプションを1枚450円で5枚購入し、満期まで保有して判定価格が96円80銭だった例を公表しています(権利行使価格・レート・プレミアムはイメージとの注記があります)。
- 支払い:450円 × 5枚 = 2,250円
- 受け取り:1,000円 × 5枚 = 5,000円
- 損益:(1,000 − 450)× 5 = +2,750円
受け取った5,000円が利益ではありません。 差し引きの2,750円が利益です。
途中売却した場合は1,000円ではない
判定を待たずに売却した場合、受け取るのは売却価格です。同社の別の取引例では、1枚500円で5枚購入したものを750円で売却し、損益は「(750 − 500)× 5 = 1,250円」とされています。
ペイアウトの1,000円が関係するのは、判定まで持った場合だけです。
まとめ:1つあたり1,000円、利益はその差額
- ペイアウトは1Lot・1枚・1口あたり1,000円(各社共通の公表値)
- 口数を増やせば受け取る額も支払う額も同じ倍率で増える
- 1口の利益は1,000円 − 購入価格。損益分岐の勝率は購入価格 ÷ 1,000円
購入価格との関係はペイアウトと購入価格の違い、利益の考え方はペイアウトと利益で扱っています。
この記事の出典
金額・時刻・取引ルールは、下の一次情報で確認できた表記だけを載せています。 確認日以降に変更されている場合があるため、取引の前に各社の公式ページで確かめてください。
- みんなのFX「みんなのオプションのサービス概要」 取扱業者の公式ページ / 確認日 2026年8月18日
- GMOクリック証券「外為オプション 取引ルール」 取扱業者の公式ページ / 確認日 2026年8月18日
- GMO外貨「オプトレ!のお取引ルール」 取扱業者の公式ページ / 確認日 2026年8月18日
- GMOクリック証券「損益(外為オプション 予備知識)」 取扱業者の公式ページ / 確認日 2026年8月18日