ペイアウト

バイナリーオプションのペイアウト1000円とは?利益額の計算例を解説

各社のペイアウトは1Lot・1枚・1口あたり1000円です。単位の呼び方、複数口の計算、購入価格ごとの利益額を、公表値をもとにした計算で確認します。

国内のバイナリーオプションでは、ペイアウトは1つあたり1,000円で統一されています。単位の呼び方だけが会社によって違います。

  • みんなのオプション:1Lotあたり1,000円
  • GMOクリック証券:1,000円(1枚あたり固定)
  • GMO外貨(オプトレ!):1口あたり1,000円

1,000円という数字は覚えやすい反面、「当たれば1,000円もらえる」と読むと誤ります。実際に手元へ残るのは、そこから購入価格を引いた額です。

この記事では、単位の考え方、複数買った場合の金額、購入価格ごとの利益額を確認します。

単位は「1つ買ったら1,000円」

Lot・枚・口はどれも取引の最小単位を指す言葉です。取引単位は、みんなのオプションが1Lot、GMOクリック証券が1枚、GMO外貨が1口(刻み値10円)と公表されています。

5口購入して当たれば5000円、外れれば購入額の5倍を失うことを示した分岐図
図1:口数を増やすと、受け取る額も支払う額も増える各社公式ページ(2026年8月18日確認)をもとに作成

複数買えば、受け取る額もその倍数になります。

  • 1口購入して当たった場合:ペイアウト1,000円
  • 5口購入して当たった場合:ペイアウト5,000円
  • 10口購入して当たった場合:ペイアウト10,000円

同時に、支払う額も倍数になります。口数を増やすことは、利益も損失も同じ倍率で増やすことです。

購入価格ごとの利益額

1口あたりの利益は「1,000円 − 購入価格」です。公表されている購入価格の範囲(みんなのオプション:1Lotあたり50円〜990円、GMO外貨:1口あたり40円〜990円)で考えると、次のようになります。

購入価格100円から900円までの、当たったときの利益、外れたときの損失、損益分岐となる勝率を並べた表
図2:購入価格ごとの利益・損失と損益分岐の勝率ペイアウト1,000円としたときの計算(当たる確率ではありません)

損益分岐となる勝率は「購入価格 ÷ 1,000円」で計算できます。この表は仕組みから導かれる計算であり、実際に当たる確率を示すものではありません。

上限が990円台なのは、利益が残らなくなるためです

みんなのオプションは「購入価格が1,000円の場合、購入することはできません」と明記しています。ペイアウトと同額では、当たっても利益がゼロになるためです。

公表された取引例で確認する

GMOクリック証券は、権利行使価格1ドル96円90銭の「円高」ラダーオプションを1枚450円で5枚購入し、満期まで保有して判定価格が96円80銭だった例を公表しています(権利行使価格・レート・プレミアムはイメージとの注記があります)。

  • 支払い:450円 × 5枚 = 2,250円
  • 受け取り:1,000円 × 5枚 = 5,000円
  • 損益:(1,000 − 450)× 5 = +2,750円
1枚450円で5枚購入し条件を満たした場合、受け取りは5000円で損益は2750円になることを示した例
図3:公表された取引例(1枚450円で5枚)GMOクリック証券「損益」の取引例(2026年8月18日確認)

受け取った5,000円が利益ではありません。 差し引きの2,750円が利益です。

途中売却した場合は1,000円ではない

判定を待たずに売却した場合、受け取るのは売却価格です。同社の別の取引例では、1枚500円で5枚購入したものを750円で売却し、損益は「(750 − 500)× 5 = 1,250円」とされています。

ペイアウトの1,000円が関係するのは、判定まで持った場合だけです。

まとめ:1つあたり1,000円、利益はその差額

  • ペイアウトは1Lot・1枚・1口あたり1,000円(各社共通の公表値)
  • 口数を増やせば受け取る額も支払う額も同じ倍率で増える
  • 1口の利益は1,000円 − 購入価格。損益分岐の勝率は購入価格 ÷ 1,000円

購入価格との関係はペイアウトと購入価格の違い、利益の考え方はペイアウトと利益で扱っています。

この記事の出典

金額・時刻・取引ルールは、下の一次情報で確認できた表記だけを載せています。 確認日以降に変更されている場合があるため、取引の前に各社の公式ページで確かめてください。