今回は、バイナリーオプションにおけるスプレッドに関して解説します。「バイナリーオプションは、スプレッドがないのでは?」と勘違いしている方も多いのですが、基本的にバイナリーオプションにもスプレッドが存在します。しかし、スプレッド取引というものもあるため、言葉の意味が重複してしまい、わかりにくくなっているのです、。今回は、バイナリーオプションのスプレッドとは、スプレッド取引でおすすめのバイナリーオプション業者について解説します。
バイナリーオプションのスプレッドとは?
スプレッドとは?
を言います。
FXトレードをした経験のある投資家であれば、すごく身近なものですが、この価格差がFX業者の収益となります。
バイナリーオプションのスプレッド
国内バイナリーオプション業者のスプレッド
国内バイナリーオプション業者では
ラダーオプション
を採用しています。
- ペイアウト倍率が1,000円に固定
- 2時間おきの判定時刻
という特徴があるラダーオプションですが
- 途中で売却できる(途中決済・転売)
というメリットもあります。
この(途中決済・転売)の際に「買値(ASK」と「売値(BID)」の価格差が確認できるようになり、この価格差のことをスプレッドと言うことになります。
なのです。
GMOクリック証券の場合
- 購入:381円
- 売却:441円
差:60円(スプレッド)
平均的に50円~100円のスプレッドが発生します。
「途中で決済(転売)しても良いけど、その場合は、国内バイナリーオプション業者にはスプレッドが発生しますよ。」
ということを意味しています。
一般的には
- 途中決済・転売時のスプレッドが狭い → 判定時刻でのスプレッドが狭い
- 途中決済・転売時のスプレッドが広い → 判定時刻でのスプレッドが広い
ことになるため、
ということになるのです。
国内バイナリーオプション業者を比較検討する際には「スプレッドの狭さ」を重視する必要があるのです。
スプレッドの狭いおすすめ国内バイナリーオプション業者
人気ランキング | バイナリーオプション名 | ペイアウト金額 | 最低購入単位 | ラダーオプション | ラダーオプションコース数 | スプレッド | ペイアウト額に対する割合 | 取引ツール |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 外為オプション/GMOクリック証券 | 1枚につき1,000円 | 1枚50円~999円 | ○ | 7コース | 60円 | 6.0% | - |
2位 | LION BO/ヒロセ通商 | 1枚につき1,000円 | 1ロット(1円~1,000円) | ○ | 7コース | 50円 | 5.0% | 同画面でテクニカル分析指標6個表示可能 |
3位 | オプトレ/外貨ex byGMO | 1枚につき1,000円 | 1枚10円~999円 | ○ | 6コース | 80円 | 8.0% | - |
4位 | みんなのオプション/トレイダーズ証券 | 1枚につき1,000円 | 1枚50円~999円 | ○ | 5コース | 120円 | 12.0% | - |
5位 | バイナリーオプション/IG証券 | 1枚につき1,000円 | 0.1ロット | ○ | - | 79円 | 7.9% | - |
海外バイナリーオプション業者のスプレッド
海外バイナリーオプションの場合は
2つの意味で「スプレッド」という言葉が使われます。
スプレッド =「海外バイナリーオプション業者の配信レートのずれ」
一つ目は「海外バイナリーオプション業者の配信レートのずれ」を「スプレッド」と呼ぶことがあります。
スプレッドは「価格差」を意味する言葉ですので、配信レートのズレも「スプレッド」と呼ぶことになります。
ハイローオーストラリアを見てみると
HighLow:15分:米ドル/円
- 左下の現在価格レート:109.943円
3つの表示価格が
- 左端し:109.943円
- 真ん中:109.945円
- 右端し:109.947円
と、同じ通貨ペアで同じタイミングなのに、配信レートがずれてしまう現象が起こるのです。
この現象は、急激な為替変動があるとき、多くの方がエントリーするなど、取引サーバーに負荷がかかる状態で「配信レートのズレ」が発生してしまうのです。
所在地 | セントビンセント及びグレナディーン諸島 |
認可 | セントビンセント及びグレナディーン諸島LLC |
信託保全・分別管理 | - |
最低ペイアウト倍率 | 1.85 倍 |
最高ペイアウト倍率 | 2.30 倍 |
最低取引額 | 1,000円 |
ボーナス/キャンペーン | ・口座開設5,000円ボーナス ・最大100,000円のキャッシュバックが抽選で当たるジャックポット |
独自ツール | トレーダーズ・チョイス(トレンド確認ツール) |
- 配信レートが投資家にとって不利な方向にずれる = 勝率は下がる
- 配信レートが投資家にとって有利な方向にずれる = 勝率は上がる
ことになります。
有利・不利、どちらの方向にもずれるのであれば、勝率に対する大きな影響はありませんが、不利な方向にしかずれないのであれば、勝率はおのずと下がってしまうのです。
と言えます。
その中で、「配信レートのずれ」が少ない、信頼できると感じた海外バイナリーオプション業者に十分な資金を入れて、メイン口座としてトレードすれば良いのです。
スプレッド =「海外バイナリーオプション業者のスプレッド取引」
海外バイナリーオプション業者では「スプレッド取引」を採用している業者が少なくありません。
「スプレッド取引」とは?
を言います。
ハイローオーストラリアを見てみると
HighLow:1日:米ドル/円
ペイアウト倍率:1.90倍
107.212円で「HIGH」エントリーすれば、1日後の価格が
- 107.213円以上 → 勝ち
- 107.212円以下 → 負け
となっています。
同額の場合は、負けになります。
アットザマネー(買値=判定値)は購入額が戻ってきますか?
いいえ、アット・ザ・マネーで取引が終了した場合は、アウト・オブ・ザ・マネーと同様の処理となります。
投資金額は全額戻ってきません。
HighLowスプレッド:1日:米ドル/円
- ペイアウト倍率:2.00倍
107.212円で「HIGH」エントリーすれば、1日後の価格が
- 107.239円以上 → 勝ち
- 107.238円以下 → 負け
となっています。
つまり、購入時点の価格が107.212円なのに、判定価格のレートは107.239円以上と、0.027円(2.7pips)上のレートにならないと勝ちにならない設定になっているのです。
107.212円で「LOW」エントリーすれば、1日後の価格が
- 107.186円以上 → 負け
- 107.185円以下 → 勝ち
となっています。こちらも、0.027円(2.7pips)下のレートにならないと勝ちにならない設定になっているのです。
「スプレッド取引」の方が勝ちにくいため、その分ペイアウト倍率が高く設定されているのです。
海外バイナリーオプション業者が意図して、購入レートと目標レートに差「スプレッド」を作っているため、利用するかどうかは、投資家次第となっています。
- スプレッドがあるため、勝率が下がるがペイアウト倍率が高い「スプレッド取引」
- スプレッドがないため、勝率は上がるがペイアウト倍率が低い「通常の取引」
どちらを採用するかは、投資家の投資スタイル次第となります。
スプレッドが狭く、ペイアウト倍率が高いおすすめ海外バイナリーオプション業者
スプレッド取引に関しては
- 判定時刻までの時間が短ければ短いほど、スプレッドが狭い
- 判定時刻までの時間が長ければ長いほど、スプレッドが広い
- 海外バイナリーオプション業者によって、スプレッドの幅が異なる
- スプレッド幅の広い海外バイナリーオプション業者の方がペイアウト倍率が高い
という違いがあります。
各、海外バイナリーオプション業者のスプレッド取引の「スプレッド幅」「ペイアウト倍率」を比較してみました。
ハイローオーストラリア/HighLow
商品名:HighLow スプレッド
ペイアウト倍率:2.00倍
通貨ペア:米ドル/円
15分:±0.1pips
1時間:±0.4pips
1日:±2.4pips
商品名:Turbo スプレッド
ペイアウト倍率:2.00倍~2.30倍
通貨ペア:米ドル/円
30秒:±0.1pips
1分:±0.1pips
3分:±0.2pips
5分:±0.3pips
所在地 | セントビンセント及びグレナディーン諸島 |
認可 | セントビンセント及びグレナディーン諸島LLC |
信託保全・分別管理 | - |
最低ペイアウト倍率 | 1.85 倍 |
最高ペイアウト倍率 | 2.30 倍 |
最低取引額 | 1,000円 |
ボーナス/キャンペーン | ・口座開設5,000円ボーナス ・最大100,000円のキャッシュバックが抽選で当たるジャックポット |
独自ツール | トレーダーズ・チョイス(トレンド確認ツール) |
ザオプション/the option
商品名:スプレッドHIGH&LOW
ペイアウト倍率:2.00倍
通貨ペア:米ドル/円
5分:±0.3pips
10分:±0.3pips
15分:±0.3pips
1時間:±0.5pips
商品名:スプレッド短期
ペイアウト倍率:2.20倍
通貨ペア:米ドル/円
30秒:±0.1pips
1分:±0.2pips
2分:±0.3pips
3分:±0.4pips
5分:±0.5pips
所在地 | マーシャル諸島 |
認可 | 法人登記、エストニア金融情報機関(EFIU) |
信託保全・分別管理 | 分別管理 |
最低ペイアウト倍率 | 1.83 倍 |
最高ペイアウト倍率 | 2.05 倍 |
最低取引額 | 1,000円 |
ボーナス/キャンペーン | ・新規回口座開設キャンペーン1,000円 ・初回入金キャンペーン7,000円 ・入金ボーナス最大40% |
独自ツール | - |
ジェットオプション/J.E.T OPTION
商品名:SPREAD
ペイアウト倍率:2.50倍
通貨ペア:米ドル/円
30秒:±0.9pips
1分:±1.0pips
2分:±1.1pips
所在地 | - |
認可 | - |
信託保全・分別管理 | - |
最低ペイアウト倍率 | 1.72 倍 |
最高ペイアウト倍率 | 2.06 倍 |
最低取引額 | 100円 |
ボーナス/キャンペーン | 初回入金ボーナス30%~100% |
独自ツール | - |
やはり、これを見てみると
「スプレッド幅が狭い(勝率が大きく下がらない)」かつ「ペイアウト倍率が高い」のは、ハイローオーストラリア/HighLowと考えて良いでしょう。
「スプレッド取引」であれば、ハイローオーストラリア/HighLowをおすすめします。
所在地 | セントビンセント及びグレナディーン諸島 |
認可 | セントビンセント及びグレナディーン諸島LLC |
信託保全・分別管理 | - |
最低ペイアウト倍率 | 1.85 倍 |
最高ペイアウト倍率 | 2.30 倍 |
最低取引額 | 1,000円 |
ボーナス/キャンペーン | ・口座開設5,000円ボーナス ・最大100,000円のキャッシュバックが抽選で当たるジャックポット |
独自ツール | トレーダーズ・チョイス(トレンド確認ツール) |
「バイナリーオプションのスプレッド取引って何?」
「スプレッド取引でおすすめのバイナリーオプション業者は?」