【保存版】海外バイナリーオプションと国内バイナリーオプションの違いを完全比較

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「海外バイナリーオプションと国内バイナリーオプションは何が違うの?」

というシンプルな疑問を持つ投資家も少なくないはずです。今回は海外バイナリーオプションと国内バイナリーオプションの違いを徹底解説します。

目次

そもそも、海外バイナリーオプションと国内バイナリーオプションの定義とは?

海外バイナリーオプション

海外に本社があるバイナリーオプション業者(証券会社やFX会社など)でバイナリーオプションをすること

国内バイナリーオプション

日本国内に本社があるバイナリーオプション業者(証券会社やFX会社など)でバイナリーオプションをすること

と言えます。

concierge
根本的な違いは運営会社が「日本国内の企業か?海外の起業か?」という違いなのです。

最大の違いはバイナリーオプション規制による違い

バイナリーオプション規制とは?

バイナリーオプション規制は、金融商品取引業等に関する府令(府令)及び金融商品取引業者等向けの総合的な監督指針(指針)の改正を受けて、バイナリーオプション業者が加盟している「一般社団法人金融先物取引業協会」が定めた業界の規制のことです。

一般社団法人金融先物取引業協会のガイドライン抜粋
http://www.ffaj.or.jp/userfiles/file/pdf/teikan-syokisoku/h25/Jul/ffaj-bo_guideline20130718.pdf

そもそも、オプションは定められた権利行使期限(満期)において、オプション自体が消滅するため、原資産のように顧客が長期にわたって保有するには適していない金融商品であり、さらには、極めて短期間に満期となるオプションを投機的な取引に用いるならば、いわゆる賭博との境目が無くなり、金融商品取引全体の発展に好ましからざる影響を与える可能性があるとの意見も見られるところとなっています。

バイナリーオプション取引は、投資損失が一定額に留まることから、他の形態のオプション取引に比べても、なお一層、投資者を安易な投資に導く可能性があり、そうした金融先物取引を、顧客における過度の投機的取引を未然に防ぎ、健全な金融商品取引が行われる環境の整備に努めるという本協会の会員における基本的な業務姿勢の下で、どのように取り扱うべきか、具体的な論点を整理し、自主規制としての対応を検討する必要が生じ、自主規制部会と業務部会の承認を得て、バイナリーオプションワーキンググループを設置しました。

要するに

数十秒、1分で判定期間を迎えて、資金が2倍になるか?ゼロになるのか?の投資というのは、投機性が高いので自主規制します。

ということを意味しています。

結果として、2013年8月にバイナリーオプション規制が導入され、2013年11月30日には完全施行に至るのです。

  • 2013年7月3日:金融商品取引業等に関する府令(府令)及び金融商品取引業者等向けの総合的な監督指針(指針)の改正
  • 2013年8月:日本独自のルールとしてバイナリーオプション規制が導入
  • 2013年11月30日:バイナリーオプション規制の猶予期間が終了し、バイナリーオプション規制が完全適用

このバイナリーオプション規制が適用されるのは「一般社団法人金融先物取引業協会」に加盟しているバイナリーオプション業者ですので、当然ですが「日本国内のバイナリーオプション業者のみ適用される」ということになります。

海外バイナリーオプションと国内バイナリーオプションの根本的な違いは

  • 国内バイナリーオプション → バイナリーオプション規制後の取引方法
  • 海外バイナリーオプション → バイナリーオプション規制前の取引方法

という違いなのです。

バイナリーオプション規制の概要

  • 判定時刻までの時間は最短で2時間にしてください。
  • 払い戻し金額は一律で1000円にしてください。
  • 購入価格を変動制にしてください。(判定レートとの価格差によって決定)
  • 総取りする価格帯(このレート内なら没収)を設定することを禁止します。
  • 「売り」と「買い」の価格を両方提示する

というものになりますが、これだけでは違いをイメージすることが難しいので、実際に海外バイナリーオプションと国内バイナリーオプションの取引方法を解説していきます。

海外バイナリーオプション(バイナリーオプション規制前)の取引方法

海外バイナリーオプションの基本的なルール

○分後(○秒)の判定時刻に今の為替レートから「上がるのか?(UP)」「下がるのか?(DOWN)」を決めて購入する

  • 予想が当たれば → 購入金額の1.6倍~2.0倍の払い戻し
  • 予想が外れれば → 購入金額は0円になる

海外バイナリーオプション(バイナリーオプション規制前)の取引方法のイメージ図

海外バイナリーオプション業者「ハイローオーストラリア/HighLow」の取引画面

ハイローオーストラリア/HighLow

2016.10.27

国内バイナリーオプション(バイナリーオプション規制後)の取引方法

国内バイナリーオプションの基本的なルール

いくつかの判定レートと購入価格(UPの場合とDOWNの場合)が提示される
判定時刻にその判定レートよりも「上がるのか?(UP)」「下がるのか?(DOWN)」を購入する

  • 予想が当たれば → 1000円の払い戻し
  • 予想が外れれば → 購入金額は0円になる

国内バイナリーオプション(バイナリーオプション規制後)の取引方法のイメージ図

国内バイナリーオプション業者「外為オプション/GMOクリック証券」の取引画面

外為オプション/GMOクリック証券

2017.02.03

海外バイナリーオプションと国内バイナリーオプションの違い

ペイアウト倍率の違い

海外バイナリーオプションの場合

ペイアウト倍率は一定です。

1.8倍のペイアウト倍率のバイナリーオプションを選んだ場合には、レートがどう変動しても、

予想が当たれば、1.8倍の払い戻し(ペイアウト)
予想が外れれば、0円

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購入時点のレートが102.250円で判定時刻のレートが102.251円とたった0.001の上昇だったとしても、予想が当たれば1.8倍になるのです。

国内バイナリーオプションの場合

ペイアウト倍率が変動します。

払い戻し額の方が1000円と固定されているため、購入価格が1円~1000円の範囲内で変動する仕様となっています。

  • 判定時刻の予想レートと現在レートとの価格差が大きい → 難易度が高い → 購入価格が安い → ペイアウト倍率が高い
  • 判定時刻の予想レートと現在レートとの価格差が小さい → 難易度が低い → 購入価格が高い → ペイアウト倍率が低い

という関係にあります。

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FXの仕組みに近く、できるだけ現在レートよりも大きく変動して、予想が当たらないとペイアウト倍率は低いままなのです。

判定までの時間の違い

海外バイナリーオプションの場合

判定までの時間は

30秒、60秒、1分、2分、5分、15分、1時間、2時間

という設定が可能です。

ほとんどの方は

30秒、60秒、1分、2分、5分、15分

を選ぶかと思います。

  • 判定までの時間が短い → ペイアウト倍率が小さい(1.6倍~1.8倍)
  • 判定までの時間が長い → ペイアウト倍率が高い(1.8倍~2.0倍)
concierge

判定までの時間が短い方がトレンド発生時などは予想がしやすいのです。

また、時間はいつでも購入が可能ですので、予想しやすいタイミングで購入することができ、勝率を上げることができます。

国内バイナリーオプションの場合

購入開始から判定時刻までは

最短2時間

という設定になります。

途中からでも購入することができるため、判定時刻の最短1分前まで購入ができます。

concierge

しかし、1分前、2分前に購入すると現在レートと判定レートの差がごくわずかとなってしまうため、予想が当たったとしても、ペイアウト倍率は1.01倍程度にしかならないため、投資の意味をなさないのです。

また、購入開始から判定時刻まで最短2時間ということは、最大でも1日12回程度しか取引できない取引回数の制限があります。

通貨ペアの違い

海外バイナリーオプションの場合

5~20通貨ペア

が利用できます。

海外バイナリーオプション業者によっては

金、銀、株価指数、原油

などのCFD商品でもバイナリーオプション取引が可能になっています。

国内バイナリーオプションの場合

4~7通貨ペア

ほとんどが日本円関連の通貨ペアとなっています。

税金面の違い

海外バイナリーオプションの場合

総合課税/雑所得

で課税されます。

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給与所得などと同じくくりで課税されるため、所得税、住民税は0%~55%の範囲で収入の大小によって税額が変わってきます。

国内バイナリーオプションの場合

申告分離課税

で課税されます。

税率:20.315%

  • FXなどの他の投資商品との損失通算が可能
  • 最大3年間の損失繰越が可能
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税制上のメリットは国内バイナリーオプションの方が大きいのです。

海外バイナリーオプションと国内バイナリーオプションの違い比較

項目FX海外バイナリーオプション国内バイナリーオプション
取引ルール為替の変動を予測して通貨を売買する為替の変動を予測して、為替レートが基準価格よりも高くなるか?安くなるか?を予測する為替の変動を予測して、為替レートが基準価格よりも高くなるか?安くなるか?を予測する
取引時間平日24時間平日24時間平日24時間
取引期限なし30秒,60秒,2分,5分,15分・・・最短2分(2時間ごとに判定)
取引回数制限無制限無制限1日12回まで。2時間ごと
手数料取引手数料,スプレッドなし一部あり
レバレッジ最大25倍なし。1倍なし。1倍
最低投資額1000通貨(米ドル/円だと10万円程度)
→レバレッジ25倍なら4,000円
1,000円~50~999円
通貨ペア数25~50通貨以上10通貨以下10通貨以下
ペイアウト倍率為替変動幅によるリターン
レバレッジ分の倍率で為替差益
1.6倍~2.4倍1倍~20倍
追証
入金額以上の損失の可能性
ありなしなし
税金20.315%総合課税20.315%
損益通算可能不可可能

海外バイナリーオプションと国内バイナリーオプションの違い考察

バイナリーオプション規制によって国内バイナリーオプションはバイナリーオプションのメリットを失ってしまった。

元々、バイナリーオプションは

30秒後、1分後・・・の為替レートが上がるか下がるかで

  • 予想が当たれば約2倍
  • 予想が外れれば0円

というシンプルな投資でした。

「どれだけレートが上がったのか?」は関係がない為

購入時点のレートが102.250円
判定時刻のレートが102.251円

0.001円の上昇でも、資金が約2倍になるチャンスがあったのです。

しかも、これが最短30秒で何回も繰り返すことができるのですから

バイナリーオプションの勝率が55%を超える必勝法、ノウハウを身につけた投資家であれば

  • 繰り返せば繰り返すほど資産を増やせる
  • FXよりも勝ちやすい投資

として注目されていたのです。

トレンドが明確に発生していれば、○秒後、○分後も、その流れで上昇していると予測することができますし
レンジ相場でも、一時的に外れたレートの時に購入すれば高い確率で元に戻ると予測することもできるのです。

丁半博打のような仕組みですが、為替のテクニカル分析を取り入れることで予測できるため、勝率を55%、60%、65%・・・と引き上げることができるのです。

これがバイナリーオプションの最大のメリットなのです。

しかし、これを「投機性が高い、ギャンブル的なものだ。」としてバイナリーオプション規制が導入されてしまったため

国内バイナリーオプションでは

  • 判定時刻まで2時間 → 繰り返し投資して資産を増やすことができない
  • ペイアウト倍率変動制 → 予想が当たっても、少しの値動きではペイアウト倍率も小さい

という形に変化してしまったのです。

とくに問題なのはペイアウト倍率の変動制です。

海外バイナリーオプションであれば

購入時点のレートが102.250円
判定時刻のレートが102.251円

予想が当たれば資金は約2倍

国内バイナリーオプションの場合

購入時点のレートが102.250円
判定時刻のレートが102.251円

予想が当たっても資金は約1.001倍

ですから、レートが大きく動かない限り、利益がでない仕様になってしまったのです。

concierge

「為替の方向を当てて」かつ「大きくレートが動いたとき」にしか儲からないというのであれば、これは「FX」とほぼ同じなのです。

バイナリーオプション規制後の国内バイナリーオプションを利用するのであれば、FXをしていても変わらないのです。

バイナリーオプション規制によって、投機性、ギャンブル性は軽減されたのですが、同時にバイナリーオプションが持っていたメリットも失ってしまったため、多くの投資家は海外バイナリーオプションへ口座を移すこととなったのです。

海外バイナリーオプションのリスク

海外バイナリーオプションのメリットだけを解説しても、フェアではありませんから、海外バイナリーオプションのリスクについても解説します。

まず「海外バイナリーオプションは無登録業者だから危険」という情報があふれていますが、これは正確ではありません。

ここでいう「登録」というのは「金融監督庁に登録しているか否か?」ということを意味しています。

金融監督庁というのは

  • 日本で言えば、金融庁
  • オーストラリアで言えば、ASIC(オーストラリア証券投資委員会)

です。

世界各国に、自国の金融監督庁があるのです。

間違った情報としては

日本の金融庁に登録していない業者 → 海外業者は無登録業者で危ない

とされてしますが、そうではありません。

日本にも、無登録業者はいるのです。金融監督庁が監督・監査していない業者が危ないのです。

国内バイナリーオプション業者の中でも

  • 登録業者 → 信頼性が高い
  • 無登録業者 → 信頼性が低い

という違いがありますし、

海外バイナリーオプション業者の中にも、当然

  • 登録業者 → 信頼性が高い
  • 無登録業者 → 信頼性が低い

という違いがあるのです。

海外バイナリーオプション業者の中にも、ASIC(オーストラリア証券投資委員会)の金融ライセンスを保有している「ハイローオーストラリア/HighLow」のような優良業者もあるのです。

concierge

ただし、海外バイナリーオプション業者の方が無登録業者が多く、また海外企業なので日本語の情報が少ない分、リスクを判断しにくいというのは事実だと思います。

海外バイナリーオプション業者が総じて危険というわけではありませんが、海外バイナリーオプション業者を選ぶ際には運営しているバイナリーオプション業者の信頼性、保有している金融ライセンスを重視することをおすすめします。

まとめ

海外バイナリーオプションと国内バイナリーオプションの違いは

バイナリーオプション規制

によって生まれたものと考えて良いでしょう。

残念ながら、バイナリーオプション規制によって仕様変更した国内バイナリーオプションはバイナリーオプション自体が持つ魅力を損なうサービスになっているため、本当にバイナリーオプションで稼ぎたいのであれば、海外バイナリーオプションを検討すべきと言えます。

どちらにしろ、国内バイナリーオプションのメリットデメリット、海外バイナリーオプションのメリットデメリットを正確に把握して、判断すべきです。

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