バイナリーオプションに興味がある程度の初心者が、バイナリーオプションで稼げる、儲けるようになるためには、どのような手順でステップアップしていくべきでしょうか?バイナリーオプション初心者が稼ぐまでの手順を丁寧に解説します。
ステップその1.バイナリーオプションについて理解する
まずは、バイナリーオプションについて理解する必要があります。
バイナリーオプションとは?
例えば
5分後に現状の米ドル/円が110.15円から、110.16円以上になると予想して、1,000円でエントリー(購入)した場合
- 110.14円なら → 没収(1,000円の損失)
- 110.15円のままなら → 没収(1,000円の損失)
- 110.16円になれば → 約2,000円の払い戻し
- 110.17円になっても → 約2,000円の払い戻し
というシンプルなトレードがバイナリーオプションなのです。
バイナリーオプションとFXの違いは?
バイナリーオプション
FX
- 為替レートが大きく動くことを予想しなければならない → FX
- 為替レートの動く方向さえ当てれば良い → バイナリーオプション
という違いなのです。
投資対象は、どちらも「為替(外貨)」がメインですので、違いはありません。
バイナリーオプションの国内業者と海外業者の違いは?
海外バイナリーオプション業者
購入時点の価格から、30秒~24時間後の判定時刻の価格が上昇するか?下降するか?を当てるトレード
- 予想が外れれば:購入額の没収
- 予想が当たれば:1.6倍~2.4倍の払い戻し
国内バイナリーオプション業者
複数用意された判定レートの中で、2時間おきに設定された判定時刻の価格が選んだ判定レートよりも上昇するか?下降するか?を当てるトレード
- 予想が外れれば:購入額の没収
- 予想が当たれば:1,000円の払い戻し(購入額は1円~999円)
国内バイナリーオプション業者も、以前は、海外バイナリーオプション業者と同じ仕組みでサービス提供していましたが、2013年に国内バイナリーオプション業者で自主規制が行われ、現在の形(ラダーオプションと呼ばれる)に至ったのです。
海外バイナリーオプションの方がシンプルでわかりやすいため、バイナリーオプション初心者にこそ、海外バイナリーオプションをおすすめします。
ステップその2.バイナリーオプションをデモ口座で体感してみる
まずは、バイナリーオプションがどのような感じでトレードするものなのか「デモ口座で体感」することが、手っ取り早い方法です。
デモ口座であれば、お金もかかりませんし、登録不要のデモ口座も多く用意されています。
海外バイナリーオプション業者のデモ口座
ハイローオーストラリア
ザ・オプション
国内バイナリーオプション業者のデモ口座
外為オプション
バイトレ
ステップその3.バイナリーオプションの勝率と儲けの関係を学ぶ
バイナリーオプションというのは、海外バイナリーオプションの場合
- 予想が外れれば:購入額の没収
- 予想が当たれば:1.88倍(ハイローオーストラリア/ハイロー)
ですから、
- 現在価格よりも上がる確率:50%
- 現在価格よりも下がる確率:50%
だとすると(厳密に言えば、引き分けも負けなので若干負けの確率が上がる)
なのです。
どんなに「強運」な方でも、科学的に言えば、試行回数を増やせば増やすほど理論値(2分の1)に近づいていくため、勝率は50%に近づいていくのです。
- 10回のトレード → 7勝3敗(勝率:70%)
- 100回のトレード → 58勝42敗(勝率:58%)
- 1000回のトレード → 518勝482敗(勝率:51%)
- 10000回のトレード → 5048勝4952敗(勝率:50%)
これを「大数の法則」と言います。
バイナリーオプション初心者が絶対に覚えておくべき重要なポイントは、
「運」だけでトレードしたら、絶対に勝てない
という点です。
ペイアウト倍率が2倍よりも少ないのですから、勝率50%では損をしてしまうのです。
※一部、ペイアウト倍率が2倍以上の取引もありますが、その場合、スプレッドが設定されているなど、勝率が50%よりも低くなってしまうので注意が必要です。
じゃあ、どうするのか?というと
バイナリーオプションは、サイコロの目やトランプの数字を当てるのではなく、「為替レート」を予想するのですから
特徴があります。
為替予想の方法としては
- 為替の過去のチャートから未来の為替変動を予想する「テクニカル分析」
- 世界経済の動向から為替変動を予測する「ファンダメンタルズ分析」
の2つがありますが、バイナリーオプションは「テクニカル分析」をおすすめします。
ペイアウト倍率が1.90倍であれば、勝率は55%で利益は出ます。運だけの勝率50%からたった5%引き上げるだけで良いのです。その方法が「テクニカル分析」なのです。
ステップその4.テクニカル分析を学ぶ
テクニカル分析とは
を言います。
テクニカル分析には、数千、数万という手法があり、どれを採用するのかは、投資家との相性もあるので一概には言えません。
例:ボリンジャーバンド+移動平均線の順張りトレード
- 「上昇トレンド」かつ「移動平均線(25MA)がミドルライン(21MA)の下」で移動平均線(25MA)にぶつかったら「HIGH」エントリー
- 「下降トレンド」かつ「移動平均線(25MA)がミドルライン(21MA)の上」で移動平均線(25MA)にぶつかったら「LOW」エントリー
- 良さそうな「テクニカル分析を使ったトレード手法」を見つける
- 実際にトレードしてみる
- 結果が出る
- 勝率が50%未満 → あきらめて、別のトレード手法を探す
- 勝率が50%以上 → 55%以上になるように改良する
- 勝率が55%以上 → 継続して使う(改良して勝率を引き上げる)
という繰り返しで、自分にあった結果の出る「テクニカル分析を使ったトレード手法」を見つけて、自分流にカスタマイズして、勝率を引き上げることが重要になるのです。
初心者におすすめの「テクニカル分析を使ったトレード手法」はこちら
また、テクニカル分析を使うためには、バイナリーオプション業者が提供しているトレードプラットフォームでは、役不足です。分析のために使う「テクニカル分析」が表示できないものが多いからです。
その場合使うのが「MT4・MT5(メタトレーダー)」という分析ツールです。
- バイナリーオプション業者のトレードプラットフォーム → 取引
- MT4・MT5(メタトレーダー) → 分析
という形で、使い分ける必要があるのです。
ステップその5.実際にバイナリーオプション業者に口座開設する
バイナリーオプション初心者のバイナリーオプション業者選びのポイント
- 海外バイナリーオプション業者を選ぶ
- 信頼性の高い業者を選ぶ
- ペイアウト倍率が高い業者を選ぶ
- トレードプラットフォームの使いやすさ・機能で選ぶ
初心者におすすめのバイナリーオプション業者はこちら
バイナリーオプションを始める口座開設→入金→取引までの流れ
バイナリーオプションの入金・出金方法
ステップその6.少額でトレードする
バイナリーオプション初心者に理解しておいてほしいのは
いきなり高額なトレードをしない
という点です。
勝率55%を安定して超える「テクニカル分析を使ったトレード手法」が確立していない段階で、高額なトレードをしても、お金をドブに捨てているようなものです。
最低取引額:1,000円
最低取引額:500円
安定した勝率を達成できるようになれば、自由に投資金額を上げれば良いのですが、そうなる前に投資額を引き上げてしまうと、すぐに資金が底を尽いて、退場しなければならくなってしまうからです。
バイナリーオプション初心者にありがちなのは「トレードが楽しくて、トレードをしたくてしょうがなくなってしまい、1日に何回もトレードをすること」です。
前述した通りで、バイナリーオプションは「運」では勝てないのですから、テクニカル分析を駆使してトレードする必要があります。
テクニカル分析では、トレード機会というのは、1日に1回、2回しか巡ってきません。1日に10回も、20回も、トレードできるものではないのです。
- 1カ月の投資予算:40,000円
- 1日の投資予算:2,000円
- 1回の最低取引金額:1,000円
- 1日の最大取引回数:2回
と決める必要があります。
ステップその7.勝率が安定したら、徐々に投資金額を引き上げる
勝率が安定し、利益がでるようになれば、投資資金の全体も引きあがります。
投資資金が増えれば、その割合に応じて、1回の投資金額も増やすことができるのです。
この考え方を「資産管理(マネーマネジメント)」と呼び、バイナリーオプションに限らず、世界中の投資家は「資産管理(マネーマネジメント)」を細かく行うことで、リスクヘッジをしながら、資産を増やしているのです。
ステップその8.別のバイナリーオプション業者も試してみる
安定した利益が出るようになれば
- よりペイアウト倍率が高い海外バイナリーオプション業者を探す
- 資産保全の安全性の高い国内バイナリーオプション業者に切り替える
ことも、重要です。
「バイナリーオプションに興味があります。」